大倉産業で取れる真壁石(真壁石中目・真壁石小目)についてご説明いたします。また、大倉産業で採掘する真壁石の特徴、真壁石の歴史、真壁石の試験データ、真壁石の加工についても紹介します。

日本石材三大産地-真壁石-石材産地所有店
日本の三大石材産地をご存じでしょうか?

日本石材三大産地とは、品質の高い花崗岩が
豊富に採れる名産地のことです。
香川県の庵治、愛知県の岡崎、
そして茨城県の真壁の3地域を指します。
国産の石は日本の風土に合っているため、
風化や変色しにくいという魅力を持っています。

6,000万年前に日本の地で誕生した銘石

真壁石は、筑波山からその北に連なる足尾山・加波山の山腹から産出する、石英・長石・黒雲母などからなる白系の花崗岩です。およそ6,000万年も前に生成されたと言われています。世に広くその名を知られるようになったのは、フランスの技師ラリーによって真壁の花崗岩の良質さ(美しさ・丈夫さ)が認められ、墓相でも最も良い石とされるようになりました。近年では、外国産の石材が出回るようになり「変色、艶とび、むら、さび」といった変化や欠点が出ているものが多く見られます。品質的にも、伝統的にも日本の風土には日本の石が相応しいと考えています。

真壁石の特徴 -Features of the Makabe stone-

真壁石の石目

永年の風雪にも変化が少なく
安心感を与える優しい色目が特徴

真壁石は高硬度で優しい色、また退色しにくいことが特徴です。グレーの色は柔らかく、ふくらみを感じさせる独特の風あいは、人々に深い安心感と落ちつきを与えてくれます。また、硬質で吸水率が低いほか結晶の変化が美しく自然焼けしにくい点も真壁石の人気の理由です。

大倉産業の真壁石 -Makabe stone Okura industry-

大倉産業の山(採掘丁場)

大倉産業では自社採石場を持ち、良質の真壁石を採掘しています。
詳しくはこちらをご覧ください

■真壁石 石質試験 下の表は、真壁石が全国で最も耐火圧に富んだ最適の材質であることを示しています

耐熱強度 比重 有孔年容量% 残留熱膨張㎜15㎝ 備 考
室 温 2250.4 0 - - 0 -
300℃ 2,504.9 +11.3 - - +0.01 -
520℃ 2,349.4 +4.4 - - +0.18 変化しない淡白の硬白度
600℃ 1,675.1 -25.6 2,661 0.30 +0.39 変化なし石英白化
750℃ 1,308.2 -41.9 - - +0.62 全体も白味噌
900℃ 1,053.5 -53.2 - - +0.63 左同結晶粒間及結晶中に
微細な亀裂を生ず
1060℃ 942.8 -58.9 - - +0.87 同 上
真壁石ライン

貴重な真壁石を大倉産業の職人達が心を込めて施工
細部の加工や仕上げには伝統の技が活かされています

主な設備

ブルドーザー15t
バックホー
門形クレーン10t
大型切断機100吋
中型切断機50〜40吋 
サーキュラソー(切断機)
大型全自動研磨機
全自動研磨機
手動研磨機

仕上げについて

中目、小目に大別される真壁石は
仕上げ方ひとつで
様々に表情を変えていきます

makabeBtn

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